こんにちは!MakeShopマガジン編集部です。

新型コロナウイルスの感染拡大により発令された緊急事態宣言も解除となりましたが、引き続き感染拡大を防止する対策が必要とされています。厚生労働省が公表している「新しい生活様式」では、買い物について「通販も利用」や「計画を立てて素早く済ます」といった対策、また食事については、「持ち帰りや出前、デリバリーも」といった対策があげられています。

実店舗を運営されているショップ様にとっては、外出自粛が緩和されてもこれまでと同じ販売方法だけでは難しい部分が出てくるかと思います。そこで今回は、人が密集する店頭での感染リスクを回避するため、”ネットで注文して店舗で受取る仕組み”を、MakeShopの標準機能を活用して実現する裏ワザをご紹介します。

MakeShopで店舗受取を実現する方法

MakeShopのショップ作成機能で「配送関連の設定」、「決済・注文関連の設定」を少し工夫するだけで、ECで受付をし店舗で支払・受取を実現することができます。

①配送方法に「店舗受取」を設定する

【ショップ作成】>【配送関連の設定】>【配送の設定】と進みます。
「新規作成」より「配送方法名」に任意の配送方法名(例:店舗受取)を入力します。
「送料設定」「会員の送料設定」は『無料』を選択してください。
「注文画面に表示」は『表示する』を選択してください。
『店舗受取を希望される場合に選択してください』など、「配送方法の説明」に入力し、保存してください。

※『表示する』に変更した時点で、決済画面内に配送方法の選択肢として表示されます。

②支払方法に「店舗支払」を設定する

支払方法に「任意決済」を利用していない場合に、決済方法のタイトルを以下の手順で書きかえ、店舗支払用の支払方法を設定することができます。

※店舗支払には対応せず、オンライン決済で支払を完了させ引き渡しのみ店舗での実施をお考えの場合には、こちらの手順は必要ありません。

【ショップ作成】>【決済・注文関連の設定】>【任意決済の設定】と進みます。
「任意決済」を『利用します』に設定し、「新しいタイトル」に任意の決済方法名(例:店舗支払)を入力します。
『店舗で支払いを希望される場合に選択してください』など、支払方法についての説明を内容欄に入力し、保存してください。
任意決済の設定

※『利用します』に変更した時点で、決済画面内に支払方法の選択肢として表示されます。

③設定を確認する

①②の設定後、ショップの決済画面に進みSTEP2「決済・配送方法選択」画面をご確認ください。作成した決済方法・配送方法が選択できます。

設定は以上で完了です。あとは在庫を確保し、店舗でお客様のご来店をお待ちしましょう。

もし受取日時の希望を受け付ける際には、商品ページなどに「店舗受取を希望される場合は、注文情報の入力時に備考欄に受取希望日時をご入力ください」といった記載を入れる。
また、実店舗を複数運営されているショップ様は「備考欄に受取希望店舗をご入力ください」といった補足を入れることで、よりスムーズな対応が可能となります。

まとめ

今回はMakeShopの標準機能で店舗受取を実現する方法をご紹介しました。さらに細かな条件を設定した店舗受取や、特定地域のみデリバリーで販売したいといったケースにも、有償オプションの「ケータリング・デリバリーオプション」や、MakeShopのカスタマイズ版「MakeShopエンタープライズ」で対応することが可能です。

店舗の状況に合わせて、新しい販売方法を検討してみてはいかがでしょうか?