今大人気の習い事、陶器を自分好みにデコれる「ポーセラーツ」はご存知でしょうか?
ポーセラーツとは転写紙や上絵の具、金彩などを使い、白磁器に自由に絵付けを楽しむ実用性の高いクラフトです。

今回は「年内に月商1000万円!」を目指す、
ポーセラーツで使用する転写紙を販売している
転写紙.comさんにインタビューをしました!

 

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元々は他のカートでECを運営されていたんですよね。
メイクショップに変えたきっかけは何ですか?

売上が伸びて、段々、規模感が大きくなってきてその時使っていた安価なカートシステムでは限界を感じていたんです。
そこでECに詳しい知人に相談したところ、
ほしい機能が全部できることが分かったのでメイクショップに変えました。

元々、主人がデザイン会社を経営していたので
以前のネットショップではデザインとコーディングをしてもらっていましたが、
乗り換えのときは忙しかったのでMakeShopにデザインもすべてお任せしました。

 

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かおりさんは、ポーセラーツ業界にふれていたんですか?

はい、そうですね。
今から数年前、私が妊娠中のときに何か趣味で打ち込めることが無いかと探していた時、
主人の仕事で香港に行き来をしていました。
そしてたまたま、飛行機の中でみた雑誌でポーセラーツ特集を見つけたんです。

「なにこれ、かわいい」と思って。

すぐにポーセラーツについて調べて、インストラクターの資格をとりました。

普通は資格をとったら教室を開くことが多いのですが、
主人に相談したところ
「今EC市場が伸びているし、カワイイ転写紙をネットで販売してみたら?」と言われたのがきっかけで始めました。

私も、ポーセラーツを習っているとき、
それなりの量の転写紙を通販で購入していたんです。

ただ、転写紙の多くは、アメブロで会員限定記事の中で販売されていたり、
ネットショップになっていない取引をしていることも多かったんです。

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転写紙のデザインもされてるんですか?

自社の商品はしています。
ですが私自身はイラストレーターを使えないので、外注のデザイナーさんに依頼しています。

そして、転写紙.comの最大の特徴としてはモールになっているところです。
商品をうちで預かって委託販売をしています。
また、一般公募でデザインを募集して、商品化するなどの
デザインコンテストも開催しています。

 

すごいですね、人が集まるコミュニティまで作っているんですね!

はい、商品数が売上に直結しているのはECのキモですよね。
転写紙の特徴として、主婦が趣味で個人的にやっている方が多いので委託販売がぴったりなんです。

 

委託販売という戦略は当初からあったんでしょうか?

いえ、作る人を取り込むことは最初の戦略ではなかったです。
とにかく商品を集めるのが大変でした。
そこで考えて海外のメーカーさんが使っている型番商品を輸入して販売しようとなりました。

それを集めてみたら売上が伸びたんです。
もっと商品数を増やすにはどうすればいいか・・と考えた所委託販売をしてみようとなりました。
ECサイト自体を規模感がある風に見せるようにしました。
そこでうちが委託を募集しますよ!という大々的なプロモーションをしてみたんです。

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購入されるお客様はどこに住んでいる方が多いですか?

意外と、お客様は地方在住の方が多いです。
東京は少ないですね。

なのであえて、Facebook広告は東京以外に出しています。

 

新しい戦略とかをどんどん取り入れていっていますよね。
今後の目標は何ですか?

委託の方たちの経済的自立支援です。

売上目標も、もちろんそうですが、
やっていて一番嬉しいことは委託の方に感謝される時だからです。

一日一件も売れなくてやめようかな・・という個人の方から相談を受けて
転写紙.comで委託販売をしたらすごく売れて。
人気のものだとすぐに完売して、再入荷を繰り返すことも。

自宅にいて子育てしている世代って
子供を預けられないから、外に働きに出れなかったりするじゃないですか。
委託販売であれば、転写紙を作った後はウチにお任せで毎月利益がうめるって、子育て世代にはメリットがあるなと。

それまでは私も趣味でやっていたけど、
段々と社会的意義が見えきて会社としても、
委託の方たちのために何が何でも売上を出して貢献しなくては、という方向性が定まりました。

 

転写紙.comというタイトル、インパクトありますよね。

雑誌や、Instagramみたいにリンクが貼れない媒体にとっては
ドメインがインパクトある方が良いと思って覚えやすい名前にしました。

最初は女性向けなのでよくあるような英語の可愛らしいやつにしようと思ったのですが、
全部同じように見えてしまいますよね・・

可愛くない!と思ったけど、、お客さんは覚えやすいし、覚えられると検索されやすいというメリットがあったので、今となってはこの名前にしてよかったかなと。

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メイクショップをこれから使う人におすすめしたいところは?

メイクショップは機能が多くできることがとにかく多いので、運営していて困ることが少ないのがいいですね。
さらに、Amazonログインペイメントなどの新しい機能がどんどん導入されるところも魅力的ですね。
お客様にとっても、新しい機能があるところで買いたいと思うでしょうし、
メイクショップならこれから先も新しい機能を取り入れてくれると思うので安心ですね。
ポーセラーツは海外でも流行っているのですか?

はい、アジアで人気ですね。
香港、台湾、シンガポールなど・・

アジアで駐在さんの奥様が教室を開いたりしているようですね。

そのため、海外からの注文も多いですよ。

SNSの活用はされていますか?

はい、Facebook・Instagram・ブログを使っています。

企業さんでは絶対できないだろうなという点で、うちで自信があるのが
商品が無いときにも、ネタが無いときにも、
SNSを365日休まずにアップしていることです。

内容は、新商品の情報や、購入してくださったお客様が転写紙を使って作った作品を紹介していることが多いです。

Instagramで作品紹介するときに便利なアプリが「リポスト」ですね。

Instagramにはツイッターのリツイート機能のようなものが無いので、他アカウントの投稿を自分のアカウント上に表示させることができないので「リポスト」というアプリを使ってリグラムをしています。

どうしても投稿するネタがないときに投稿を増やすテクニックとして便利ですので、ネットショップのSNS担当の方はぜひ試してほしいですね。
旅行の時などは、あらかじめネタを仕込んでおいて、Facebook・ブログの予約投稿の設定をしています。

SNSで発信することで、「この転写紙を使ったらこんな作品が作れるんだ、同じものを買ってみよう」
という購買意欲を高まらせることができます!

 

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(毎日アップされているInstagram)

 

そこから購入に繋がるお客様もいますか?

はい、とても分かりやすく効果があって
アップした5分後に注文されたりとか・・。
反応があった時はすごく嬉しいですね!

最初は全然反応がなかったので、効果が無いのか疑心暗鬼でしたけど
ファンづくりのためにこれだけは毎日がんばろうと努力しました。

 

なかなかSNSが毎日続かないショップさんが多いと聞きます。
売れないときにモチベーションを維持するコツはありますか?

やっている意味を見出さないことですね。(笑)

とにかく気合と根性!!
あと、メンター的な役割の主人に支えられたことが大きいですね。
「とにかく毎日やれ!」と背中を押され続けました。

私が「売れない、やめたい。」と言ってモチベーションが下がっているのを見ると、
主人に「そんな気持ちならやめればいい」とよく怒られていましたね。
それがきっかけで夫婦喧嘩もたくさんしました。

主人は仕事から帰ってきて疲れているのに、私が弱音を吐いているのをみるとそりゃあ怒りたくなりますよね・・(笑)

でも「ちゃんと続ければ必ず売れる!」
といつも厳しさの中にも私を自信づけてくれました。
そのおかげでやめずに、がんばれました。

とにかくひとりではここまで売上をあげることも、
SNSを毎日続けることもできませんでした。今となってはあのときやめなくて本当に良かったと思います!
私を影で支えてくれた主人にすごく感謝していますし、これからも頼りにしています。(笑)

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\最後に転写紙を使ってアートされたお皿をいただきました♡/