こんにちは。MakeShopマガジン編集部です。
前回はネットショップの基本である商品点数と売上の関係性についてお話しました。
今回はネットショップを始めるにあたって欠かせない「商品の仕入れ」についてお話していきたいと思います。
ネットショップをはじめてみたいけど、商品の仕入れってどうやるの?
そう考えた時に一番最初に思いつくのがネットでの仕入れではないでしょうか。
「ネット卸」「ネット仕入」などのキーワードで検索すると、メーカーが何社も登録している総合卸サイトや、単独で卸をしているサイト、アパレルや食品に特化している卸サイトなどが出てきます。
▼ネット卸の検索結果
これらの卸サイトでサービスを利用するには、まず各卸サイトに会員登録をする必要があります。
会員登録する際に確認しておきたいポイントは3点です。
- 企業審査がある
- 初回取引は掛け売りができない
- 最低ロット制限
この3点を必ず確認しておきましょう。
■どういう商品を仕入れればいい?
ネットで誰でも仕入れられるということは、どこでも売っていて
競合も多いことからSEO対策としても効果が薄くなってしまうでしょう。
もしリピート商材を取り扱っている場合は「販促品」としての仕入れと捉えてみるのはいかがでしょうか。
例えばメンズアパレルを取り扱うショップの場合で考えると、
1,000円で仕入れたハーフパンツを赤字の500円で販売します。
当然売れれば売れる程、赤字は膨らみます。
「それではネットショップ販売をする意味がなくなるんじゃ・・?」
ですがこう考えればいかがでしょうか。
- このハーフパンツのおかげで新規の購入率が20%程上がったら?
- 販促品以外の商品をついで買いしたら?
- その顧客が再度ショップでリピートしたら?
500円で新規顧客を獲得したとしたら採算はどうなるでしょうか。
もちろんそれぞれのショップで利益率も違いますし、在庫リスクもありますので一概には言えませんが、販促費500円で新規顧客が獲得できれば有効な手段になり得る、ということです。
■仕入れのテクニック
パンと牛乳の関係はご存知でしょうか。
スーパーではパンを購入したユーザーは牛乳も合わせて買っているケースが多いようです。
これはバスケット分析と言われ同一の注文内で一緒に買われている商品を分析する手法です。
よく買われている商品が分かるとセット売りにしたり、陳列を近くしたりすることでアップセルが期待できます。
逆にその起点となる商品を仕入れて売ることで購入率アップや単価アップを狙えます。
例えば、
- ゲーム機本体を売っているならソフトもバンドルする
- 掃除機を売っているならフィルターも合わせて売る
このようにバンドルすることで購入率アップに繋がるケースもあります。
季節によって売れ行きが左右されるものは在庫リスクが高いと言われていますので、先ずは小ロット、定番系の商品で試してみるといいかもしれません。
国内最大級(170 万商品以上!)の品揃えを誇るインターネット仕入れサイト NETSEA(ネッシー)です。