こんにちは!MakeShopマガジン編集部です。

今回は、京都・祇園発祥のデニッシュパン「ボローニャ」のショップ担当者さんにインタビューをしてきました!
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ネットショップ担当の大野さんにお話を伺いました!

まず朝来て一番にする業務は何ですか?

弊社は9時半始業なのですが、
まずお客様からのお問い合わせメールを見てから、
MakeShopとモールの管理画面をチェックします。
なぜメールからチェックするかと言うと、
注文済みのお客様からお届け日や時間指定、商品の変更をしたいというお問い合わせが多いので、それに対応するためです。

ネットショップ担当は何人ですか?

現在は、2人でやっています。
2016年3月までは私一人だったのですが、アルバイトさんが入ってくれてとても助かっています。
私は本店ECを、アルバイトさんはモール担当と分けて業務をしています。

ネットショップの現場って、人を育てることが大変というのをよく聞きます。
アルバイトさんの採用はすぐできたのですか?

はい、ありがたいことにモール運営の経験者が来てくれて。
ECに特化した求人サイトがあったので、そこで募集したところすぐに応募が来ました。

私が本店用に作ったメルマガを、モール用に変えて配信してくれるなど、おかげでモールの売上も上がってきています。

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受注管理をする大野さん

メルマガ作成も、もうお手の物ですね!

大野さんはMakeShopスクールの2期生だと伺いました。
MakeShopスクールに通おうと思ったきっかけは何ですか?

たまたま管理画面を見ていたらMakeShopスクールのバナーを見つけて。

見てみると申込期日も差し迫っているようなタイミングでした。
すぐに上司に許可をとって、申込みのメールを送りました。
すぐに「まだ間に合います!」というお電話をもらって「行きます!」と返事をしました。

MakeShopスクールは5社限定なのですが、そのときはたまたま集まったのが3社で、密度濃く学ぶことができました。

MakeShopスクールに通って基礎を学び、さらに売上を伸ばしたいという想いから、
スクール講師の立川先生にコンサルティングをお願いしました。

MakeShopスクール卒業後も、コンサルティングは続けているのですか?

はい、続けています。

立川先生と立ち上げた「年商1億円プロジェクト」の目標にはまだ届いていません。目標値が高すぎて・・・
売上の伸びが好調だったので、目標に届くかな・・・と思いましたが、
今年は後ちょっとのところで届かず悔しかったですね。

立川先生の方から、コンサルティングは費用が発生しているので、
「数ヶ月に1回のコンサルティングにしますか?」と提案してくれたのですが
お願いしてから前年比で売上が倍以上になりましたので
弊社の代表が「これだけ効果が出ているから継続してお願いしよう!」と。

1億円達成したあかつきには、会社の近くにある柳橋の屋形船で立川先生なども招待してお祝いするつもりです。(笑)

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MakeShopスクール第二期生卒業式

MakeShopスクールとは、売上UPのためのノウハウ共有やMakeShopの設定方法などを実践形式で行う勉強会

「1億円プロジェクト」を立ち上げたきっかけは?

MakeShopスクールに通いはじめて、
数字を作ることにやり方があることを知りました。
また、競合の会社が本店ECとモール店を合わせて年商1億円の売上があることを耳にして、じゃあうちもやってみようと思いました。

1億円を目指すにあたって、まずはショップリニューアルから検討を始め、MakeShopさんにお願いすることにしました。

そこから再度リニューアルしたのはいつですか?

MakeShopスクールでいろんなノウハウを学んで「色々なことができるなぁ!」ということを知ったタイミングで
「1億円プロジェクト」を立ち上げることになり、その目標に向けてリニューアルとコンサルティングをお願いすることにしました。
実は、以前もリニューアルをしていた経緯があったので不安でしたが、営業担当の森さんの対応がとてもよくて信頼できたのでおまかせすることにしました。

そしてもう一度こちらから、前回の経緯を話しました。
「実は、前回のリニューアルは上手くいっていないと思っている」と。
すると「それはもう一度、やらせて下さい!」と言ってもらえて
こんなデザインにしたいと思えるような事例も事前にキチンと見せてくれたので、
MakeShopのこだわりDesignでやろうと決めました。
他のデザイン会社からもお声がかかっていたのですが。

MakeShopに依頼する際の決め手は何でしたか?
迷いはありませんでしたか?

MakeShopスクールに通っている時に、
立川先生が惜しみなく知識を提供して、私達の売上を上げようとしてくれているところを見て
「この人にお願いすれば大丈夫」というような信頼感を持っていました。
そして、こだわりDesignで作られたショップの事例を社内で見せた時に大好評だった
MakeShopのデザイナーにデザインしてもらえるし、立川先生にコンサルティングもしてもらえる、というのが決めてでした。
正直、デザインに特化した会社の方が良いのか悩みましたが、
“売上を作る”という面でもMakeShopにしたほうが良いと考えました。

リニューアルでこうしたい、といった方向性はあったのですか?

見せてもらったECサイトのデザインがとても気に入って。
そのサイトの雰囲気を持ちつつ、ボローニャらしさもあるというのが希望でした。
デザイナーさんに要望をたくさん言ってしまいましたが、
メールで問い合わせをするとすぐに返信が来て、不具合があればすぐに修正してくれて迅速な対応でした。
納品の期限は設けてはなかったのですが、仕事が早く、1.5ヶ月のタイトなスケジュールで完成させてくれました。

スマホのデザインもそのタイミングでリニューアルを?

はい。それまではデフォルトのテンプレートをそのまま使っていたので、ちょっと物足りなさを感じていました(笑)
カスタマイズの仕方も分からなくて、MakeShopスクールでもつっこまれましたね。
デザインを作り込んだのは今回のリニューアルがはじめてです。

スマホからの注文は増えましたか?

増えましたね。すぐに効果が出て、今では6割以上がスマホで購入されています。
リニューアル効果を実感しています。

PCとスマホのデザインの統一感はイメージ通りにできましたか?

できました!

PCに関しては相談してデザインを決めましたが、
スマホは完全にお任せだったので、すごいなぁ、と感心しています!

大野さんがデザインでこだわった箇所はどこですか?

看板です。
たくさん試作を作ってもらい、こだわり抜いたので思い入れが強いです。
MakeShopの制作実績として掲載されているECサイトがとても良い看板を付けていて「ああいうのが良い!」とその時は必死でしたね。

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こだわり抜いた看板のデザイン

繰り返された部分はどこですか?

最初は看板ではなくロゴだけでした。
看板が出て来るまでのやりとりが3回以上あって、看板がでてきたとき社内は盛り上がりましたね!

商品写真もいいですね、
同じ方向で統一されていて、サイズ感も分かりやすい。

それまではひどかったんです。
当初使っていたカートは小さい画像しか使えなかったので。
大きな画像を登録できる点もMakeShopを選択した決め手のひとつですね。

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写真の方向が統一された商品写真

パンのECサイトでベンチマークしているところはありますか?

競合は気にはしているのですが、こういうふうになりたいというところは無いです。
ボローニャが、デニッシュパンのパイオニアになりたいという気持ちがあるので、うちが目指されるようなECサイトにしていきたいなと思っています。

リピート率はどれくらいですか?

それがいま、私達の課題です。
立川先生の目標は60%で、コンサルティングに入ってもらった当初は20%くらいだったので「これは厳しいかな・・・」と思っていたら先月50%いきました。

EC以外で、どういったところと取引がありますか?

今は非常食用の缶が売れているので防災備蓄問屋や、
デニッシュパンは、カタログに掲載する販促屋さん、高級志向のスーパー、結婚式場、ゴルフ場などに卸しています。

ゴルフ場?!

実はゴルフ場、売れるのですよ。
休日にゴルフに行って家族サービスが出来ない「お父さんの罪滅ぼしパン」という別名がついているほどです(笑)

大野さんが一番好きな商品はどれですか?

この三斤のパンが一番思い入れあります。
ボローニャはこの商品だけでスタートして、今も不動の人気ですごいな、と思います。
9年この会社に勤めていますが、今食べてもおいしいと思います。

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あとは、このかぼちゃリングです。

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ハロウィンにむけた商品ですか?

そうです、10月だけハロウィン限定で販売しています。このステッカーも私が作って、工場に送っています。
ネット限定の商品として販売しています。

PRで効果的だったものはありますか?

おとりよせネットの効果があって、
無料枠なのですが、お中元・秋のパン祭りのところに掲載されていて、結構注文が来ます。
無料で載せていてこれだけ注文が来るのはすごいなぁ、と感じています。

新しい認知拡大になりますね。
SNSはやっていますか?

TwitterとFacebookページがあります。
Facebookは最近ページを作って、まだオープンにはしていません。
というのは、立川先生から“100いいね”を集めてからオープンにしようと言われているからです。

9月にFacebookのクーポンを出しました。
Facebookにクーポン機能があって、
Facebookページからクーポンを取得するとユーザーへメールでクーポンコードが送信されるシステムです。

140枚くらい発行されていましたが、実際使われたのは2枚と大コケしました。

いいね!を獲得ながらクーポンを使ってもらうという、
2重に攻めるのは失敗でしたね。

失敗も大事ですよね。
そんな失敗をふまえて、今後トライしたいことはありますか?

Facebookページが100いいね!を獲得したら、
SnapDishというアプリを使ってみたいです。
食べ物をすごくおいしそうに写真を撮れるアプリなのですが、Instagramのようにフィードがあって。

そこでメーカーとしてサンプルを出して、ユーザーにボローニャのパンを使ったおいしい食べ方の写真をアップしてもらえたらなと思います。
そうすると、WEBの商品ページにもイメージとして掲載することも可能になります。

その他には、ゴルフ場やスーパーでこういう食べ方が出来るというのをPOPなどに流用できるので、トライしてみたいです!

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大野さんと営業担当の森

「年商1億円」の高い目標を掲げて、コンサルティングサービスを利用して売上を上げるためのノウハウを学んだり
リニューアルも妥協をせず納得できるまでデザインを追求したり、
周囲を巻き込んでトライしていく大野さんの姿勢を見習いたいですね!

ボローニャさん、ありがとうございました!